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宝治元年（1247）に制作された仏像です。作者は不明ですが運慶の流れをくむ者とされています。木造漆箔玉眼入りで、二重円光の光背（仏像背後にある光を模した装飾）を持っています。中国の宋朝様式と慶派様式が確立された時代の典型を示す作品です。像の内部に残された墨書銘により笠間時朝の発願による作品であることが分かっています。国の重要文化財に指定されています。

ナレーション付き解説動画【木造弥勒仏立像】
https://www.youtube.com/watch?v=6iHKyJO87y8